ヒースローの華、長距離路線専用のターミナル3からエジプト航空のA300を。後ろにカンタス、TWA、ヴァリグ、そして手前にパンナムのコンテナ…。機体はエジプト航空のエアバスA300型/SU-BDF機。16年ほど運用されてHunting Cargo Airlinesに転出、貨物機に改造されました。
まだQueen’s Building(ターミナル2隣)から手軽に撮れた時代。A320サイズでも楽々でした。機体はイベリア航空のエアバスA320型/EC-FAS機。イベリア航空が導入した初めてのエアバス社ナローボディー機。後にEC-GREに改番されました。
1991年就航、ルフトハンザ航空のボーイング737-300型/D-ABEB機。25年にわたって同社で活躍しました。
サベナ・ベルギー航空のB737/OO-SDC機。74年に就航し、88年にベルギーのトランス・ヨーロピアン・エアウェイズ(TEA)にリース転出しました。ロンドン~ブリュッセルの飛行距離は約330キロで、成田~セントレアと同程度。写真奥に並ぶ黄色いボーディングブリッジは86年4月開業のTerminal4。この時はまだ飛行機は皆無。
BAなれどエンジンがロールスロイスではなくPW。1972年、BOAC時代に受領したB747-100型のG-AWNJ。写真のランドー塗装時代の字名は〝City of Sheffield〟。
細長いA340の機体によく塗装が似合っていたエアランカ。このあと1999年にスリランカ航空に名称も塗装も変更。
細身のリアエンジン機、オーストリア航空のMD-81(DC-9 スーパー80)/OE-LDZ機。後ろのフィンエアーのDC-9-50型/OH-LYT機とは全長約4m40cmの差があります。
開業間もないTerminal4をバックにタキシングするエア・カナダのクラシックジャンボ、ボーイング747-100型/C-FTOD機(フリートナンバー:304)。エア・カナダ一筋に活躍して1999年重機の餌に。
Terminal4の出発ゲート内からTerminal2方面を望みガラス越しに撮ったエア・カナダのボーイング747-200型/C-GAGC機(フリートナンバー:308)。元は77年就航のカンタス航空のVH-ECA機で88年からエア・カナダ機となりました。
アメリカのフォーブス社(フォーブス・マガジン)所有のボーイング727-100型/N60FM機。1967年就航の古参機でブラニフ航空(N7294)で使用された後、1983年に同社に渡ってきた機体です。どのような用途に用いられていたのかは”Capitalist Tool”という名前以上には良く分かりません…
マン島との間を結んでいた、マンクス・エアラインズのBAe ATP/G-MANA機。ヒースロー27Lに向けての着陸態勢、無念の逆光でした。塗装はマンクスエア純正のもの。後にBAカラーとなり、会社も2002年に消滅してしまいました。