JRでは速達列車である[快速]も、京成本線の[快速]は停車駅が多く、むしろ遅い部類の列車だったりします。[エアポート快特][アクセス特急]のように、京急/都営浅草線内と京成線(成田スカイアクセス線)内で名称が変わる列車もあります。京成各線の優等列車(特別料金なし)[アクセス特急][快速特急][特急][快速]の走行路線と停車駅、運行パターンをよく見抜いて、[成田空港]に先着する列車を冷静に選びましょう。京成本線と成田スカイアクセス線の両方の列車が停車する駅の電光掲示板(発車案内板)には、出発時刻と共に空港第2ビル駅/成田空港駅への到着時刻が表示されているものもあるので先着列車を容易に選ぶこともできます。
成田空港に向かう京成の列車は京成船橋、京成佐倉などを通る「京成本線」と、スカイライナーも走行する高速路線の「成田スカイアクセス線」の2つに大別されます。
「京成本線」は路線距離も長く時間も掛かりますが、列車の運行本数が多く設定されています。また万が一、途中駅で止まった場合でも路線の主要部分がJR総武線などと並走しているので、代替ルートを模索することが可能となります。列車種別は快速特急が最も停車駅が少なくて速い列車となりますが、夕刻にならないと成田空港までの直通列車がなく、日中多くの場合は京成佐倉駅で特急や快速に乗り継いで成田空港駅に向かう形となります。快速の成田空港行きは鈍足で、通常、通しで乗ることはありませんが、空港第2ビル駅18:11着(青砥16:58発=列車番号1659K)の列車”のみ”他の列車より先着し、乗車する価値があります。
「成田スカイアクセス線」は路線の設定速度が速く、駅数も少ないため、アクセス特急は速達、快適に成田空港まで到達することができますが、同路線は20分に1本のスカイライナーが優先されるため、特別料金不要のアクセス特急に対して日中は約60分に1本のダイヤが割り振られている状態です。また同線は新造線のため京成本線よりも運賃が高くなっています。沿線は開発が進んでいますが、有事の際に他の路線に振り替えたり、代替手段を確保するには厳しい面もあります。
【京急線】
【都営浅草線】
【京成本線】
【京成本線】
【京成本線】
【京成本線】