現在、新型コロナウィルス感染拡大に伴い大幅に本数を減らして運行しておりますが、2020/09/01より一部ダイヤの見直しを実施致します。
引き続き事前予約の受付は中止しております。
成田空港近隣ホテル行きは引き続き全便運休しております。
2020/09/01以降運行予定時刻表
箱崎(東京シティエアターミナル/T-CAT)
2020/09/1(火)からのダイヤ
JR西大井駅から空港第2ビル駅までの標準的な所要時間は、[普通(快速)]成田空港行きを利用した場合、約99分~108分です。横須賀線内、総武快速線、成田線・成田線空港支線(佐倉~成田空港間)などで、成田空港行き列車に影響する遅延が生じた場合、空港第2ビル駅までの所要時間は、遅延が30分の場合は約129分~、遅延が60分の場合は約159分~ほど掛かってしまう計算になります。一概には言えませんが、線路内への立ち入り、人身事故などは、~30分程度で復旧が見込まれますので、まずはそのまま待つのが基本となります。遅延が確実に30分を超えそうな場合に、他のJR線、京成線各線、東急バスなどにも遅延が発生していないか、首都高速道路や東関東自動車道等に事故渋滞、通行止め等が発生していないかなどを良く確認してから、代替案を検討することになります。
JR西大井駅から、東急バスでJR大井町駅まで移動し、京浜東北線で東京駅まで出て、八重洲南口から高速バス(AIRPORT BUS『TYO-NRT』エアポートバス東京・成田)で成田空港に直行するルートです。東急バスの本数が頻繁なので大井町駅まで大きなタイムロスなく移動できる上、東京駅からも高速バスが10分おきなので、JRの遅延30分に対しても優位性が見込めるルートです。
JR西大井駅からタクシーでJR品川駅まで15分/1,700円程度かけて移動し、品川駅から山手線等で東京駅まで進み、東京駅八重洲南口から高速バス(AIRPORT BUS『TYO-NRT』エアポートバス東京・成田))で成田空港まで直行するルートです。代替案①の東急バスを使う手段と比べて劇的に早いというわけでもないので、荷物が大きくて路線バスはキツいという場合以外には積極策とはならないかも知れません。
JR西大井駅からタクシーで直接、東京駅八重洲口の高速バス乗り場まで移動する手段です。まずまず早い印象のルートですが、それでも遅延30分で横須賀線が復旧した場合と同程度です。遅延が60分の場合はかなり有効な手段ですが、東京駅までのタクシー代4,350円を考えると状況次第のルートと言えるかも知れません。
JR西大井駅を出場して東急バスでJR大井町駅まで移動後、京浜東北線([快速]不可)でJR日暮里駅まで進み、京成の日暮里駅からスカイライナーで成田空港に直行するルートです。日暮里駅が京浜東北線快速の停車駅ではないので、京浜東北線が快速の運行しかない時間帯(大井町駅では10:16~15:19)は、上野駅で山手線に乗り換える面倒が生じます。それでも、スカイライナーが運行間隔20分、所要時間36~40分なので、西大井駅から総計99分~124分程度で空港まで到達でき、遅延30分の時でも優位性が見込めます。京成の日暮里駅から運賃は、乗車料金+特急料金で2,507円です。
代替案⑦⑧のスカイライナー利用ルートの、特急料金(ライナー券=1,250円)を節約する手段です。京成の日暮里駅から、空港直通、青砥乗り換え、京成高砂乗り換え、京成佐倉乗り換えなど、状況に応じて最速の列車を駆使して成田空港に向かいます。遅延30分程度では勝ち目はありませんが、遅延60分だと有効かも知れません。
荷物が多い時など、路線バスを使わずタクシーを利用してスカイライナーにたどり着くパターンです。案⑨は15分/1,700円程度かけてJR品川駅までタクシーを利用する手段ですが、結局、品川駅から日暮里駅まで混雑する山手線に25分乗車しなければならないので負担は大して変わらないかも知れません。案⑩は、46分/5,300円程度かけて京成上野駅までタクシーで行くパターンです。直でスカイライナーに乗れますが、タクシー運賃に見合うかどうかは置かれた状況次第となります。
JR大崎駅から高速バス(成田シャトル)で成田空港に向かう2案です。代替案⑪は、JR西大井駅から湘南新宿ラインまたは相鉄・JR直通線でJR大崎駅に出て、高速バスに乗るルートです。相鉄乗り入れ線が開業したので大崎駅方面に向かう列車本数が増えて便利になりましたが、大崎駅までの乗車時間3~4分に対して、最大待ち時間が28分のケースもあるので時間が噛み合わないとタイムロスの大きいルートです。また高速バスも最大待ち時間が60分ですので、列車、高速バス両方に引っ掛かるとJRの遅延60分に対しても勝ち目がありません。代替案⑫は大崎駅まで直接タクシーを利用(8分/約950円)する案です。この案でもやはり高速バスの待ち時間が命運を左右します。高速バスの待ち時間が20分以下までなら代替案⑪⑫ともにJRの遅延30分に対して優位性が見えてきます。
タクシーで直接、成田空港まで行く案です。大井入口まで一般道を4.6㎞/14分程度走る間に渋滞リスクがあります。以降は大井から湾岸経由です。総距離74.9km。高速料金2,590円(ETC)加算、遠距離割引適用、時間距離併用運賃未加算での概算値で約26,680円と推定しました。所要時間は一般道平均速度20キロ、各高速を法定速度で走ったとして、空港第2ターミナルまで約63分と推定しました。
JR西大井駅を出場し、タクシーでJR品川駅まで15分/1,700円程度かけて移動し、品川駅から常磐線~我孫子経由の[快速]成田行きを利用する手段です。一日のうち帰宅ラッシュの時間帯に僅かな本数しかなく、かつ、時間も掛かるので平常時には有効な手段となりません。遅延60分で、便によっては勝負になる可能性はあります。京成(成田スカイアクセス)線、総武線、成田線(佐倉~成田)が不通だが、常磐線と成田線我孫子支線は動いているというイレギュラーな状況時には希望の一手となるかも知れません。