時代に取り残されたようだった羽田の旧国際線ターミナルより、羽田唯一の国際便を。
ビッグバードからわざわざ国際線ターミナルまで来た甲斐がありました。
後に日本航空に継承され、アーク塗装にも変更されました。
JALのB777初号機JA8981〝シリウス〟。就航から半年ほど経った姿。2014年退役。
ANAのB777初号機JA8197。就航から3ヶ月ほど経ったまだピカピカの姿。2016年退役。
ラストフライト目前のANAトライスター。成田から羽田に戻り、最後は鹿児島線で奮闘していました。
ディズニーのスペシャル塗装・初代JALドリームエクスプレスですが、塗装よりもこの任を与えられた機材の希少性が語り継がれました。外観、アッパーデッキがロングタイプのSUDにして、エンジンは747シリーズの初期型エンジン・プラット・アンド・ホイットニー JT9D-7A、そして足回りは日本国内線仕様のSRだったB747-100型SR/SUD。この〝空のJDM〟は世界に2機(JA8170/JA8176)だけという稀覯種でした。
獲物だらけの国際化羽田空港も良いですが、ありふれた国内機材を一つ一つ押さえていく日々も良かったです。日本エアシステムのA300B4-2004-200型/JA8560。元エールフランス(F-BVGS)の機体で91年来日。後にJALにも継承されましたが1年ちょっとで退役してしまいました。
日本航空のボーイング777-200型導入4機目のJA8984機。愛称はベテルギウス(Betelgeuse)。後にエコジェットカラーになる機体です。
全日空のボーイング747-400D型/JA8955機とロッキードL-1011-1型トライスター/JA8509機。両機の全長は約16.3mの差があります(B747-400が全長約70.7m)。JA8955機はドメスティック仕様でありながらウィングレットを装着して国際線に投入されていた時代もありました。一方で運用わずか16年で退役したことについて色々と語られる機体でした。JA8509機は250機生産されたトライスターの生産100機目の機体でした。
日本航空のマクダネル・ダグラスDC-10-40D型/JA8536機。DC-10のエンジンはGEが標準のところ-40型はPWエンジンで、さらに短距離国内仕様の-40D型という日本航空オンリーの”JDM”仕様の機体を運航していました。
日本エアシステムのマクダネル・ダグラスDC-9-80型/JA8462。全長約45mの長身機、エンジンカウルのDC-9 Super80のフォントは各社で異なっていました。
1987年に就航した全日空のボーイング767-300型/JA8287。この頃はまだ機体の会社名は日本語表記のみでした。